住宅の性能を比較するのに
色々な言葉が出てきます
ZEH BELS 低炭素 等々
少し、こんがらかってしまうので
多少復習したいと思います
ZEH(ゼッチ)とは、
一次エネルギー消費量が計算上
消費エネルギーと創エネルギーが
プラスマイナスゼロ以上
(創エネルギーが多くなる)建物で、建物の
断熱性能の基準UA値がその建物の地域で
定めらた基準値より低い建物(茨城ですと0.6以下
ちなみに法律の基準値は0.87)で、 建物自体の
一次エネルギー消費量が基準より20%削減され、
創エネルギー設備を設置し建物トータルで
一次エネルギー消費量を超える創エネルギー設備
を有した住宅です(分かりにくいかな…)
要は建物の断熱性能が良く、太陽光パネル等を
設置しゼロエネになる家の事です
NearyZEH(ニアリーゼッチ)とは、
建物性能はZEHの性能が有るのですが、
創エネルギーが足りないで ゼロエネにはならい
(75%~100%未満)の住宅です
BELSとは、
建物の省エネルギーの性能を表示する制度で、
☆☆☆☆☆~☆の5段階の表示が有り尚且つ、
第三者機関さんに申請すると評価書を発行して
いただける制度です。この☆マークは、2020年義務化の
省エネ法を基準に基準以下が☆1個、基準適合で☆☆2個、
10%~15%未満削減で☆☆☆3個、15%~20%未満削減で
☆☆☆☆4個、20%以上削減で☆☆☆☆☆5個の表示
になります、各会社等が個別に計算して表示する事も可能です。
評価書の場合は、 「ZEH相当」「NearyZEH相当」「ゼロエネ相当」
との記載も頂けるので第三者機関さんの公平な評価も
期待できる制度です
ゼロエネとは、
建物の一次エネルギー消費量が創エネルギーより小さな住宅
(太陽光の発電量が一次エネルギー消費量以上になる家)です
理論上は光熱費ゼロになります
低炭素認定住宅とは、
一次エネルギー消費量が、2020年省ネエ基準の10%以上
削減された住宅で、市街化区域等の用途地域の指定のある
土地に建つ住宅で特定の行政庁から認定された住宅です
(若干の優遇税制有り)
長期優良住宅とは、
長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造
及び設備に講じられた優良な住宅のことで、特定の行政庁から
認定された住宅です省エネ性能は2020年省エネ基準以上で、
構造強度や耐久性等にやや重きを置いた制度になります
(固定資産税等優遇税制有り)
なかなか、分かりづらいですね(私ども住宅会社もやや混乱しますので…)
特に「一次エネルギー消費量」とか「UA値」とかが出てくると??となります
それぞれ、建物の性能比較の為の用語(値)ですので内容は
ちょっと専門的になりますので丸覚えでお願いします
「一次エネルギー消費量」が少ないのがより省エネです
(ただし、建物の設備(照明、給湯設備、太陽光設備)も考慮されるので
建物単体の省ネエ性能(断熱性能)とは若干異なります)
「UA値」が小さいのがより省エネです
(このUA値は建物単体の省エネ性能(断熱性能)の値です)
以上、少しまとめてみました
当社は、標準仕様で 「低炭素認定住宅」相当です
(2020年省エネ基準の10割削減の少エネ住宅です)
オプションにて 「ZEH」、 「NearyZEH」 仕様にする事は
可能ですので、ぜひご相談下さい
以上よろしくお願いします