<甚五郎さんのリフォーム>
その後の進行状況です
今回は築年数の長いお宅ならではの、レアな現状もでてきますよ
こちらは床を取り外し、水廻りの給排水配管をやり直しているところです。
壁の中に見える下地材はキズリといい、
塗壁材が落ちないよう工夫された、古くからある工法です。
天井裏には、碍子(がいし)配線が施してありました。
これは昭和38年頃まで使われていた配線方式で、
所々に見えている白い物体が、この配線の要の『碍子』というもの。
ガラス製・合成樹脂製などありますが…のものは陶器製かな。
昔の電線はビニールで覆われておらず布製だったため、絶縁性を高める目的で碍子を用い電線を壁から浮かして配線していたのだそうです。
「こんなのなかなか見れない。時代を想わせる…レトロで良いなぁ」
とは、担当工務のつぶやき。
建築様式の変化や電線の絶縁性向上などで次第に姿を消していった碍子配線ですが、
この配線の持つ独特のあたたかさに惹かれて装飾的に取り入れているところもあるとか
ちなみにこの『碍子』、身近なところでたくさんお目に掛かれます。
電力・電信用として電柱や鉄塔に装着されているんですよ。
形もいろいろあるようで、私も『あぁこれがそうなのか』と勉強になりました。
みなさんも何かのついでに探してみては
分電盤も、新しいタイプの物へ交換しました。
古いままだと漏電する可能性があるためです。
天井の上の電線も、新しいものへと張り替えていきます。
前の線を活用する手もありましたが、工務いわく、見た目からそれが怖くなったとか
一度取り壊した壁を、新しい木材を使用しながら間仕切り壁へと造り替えます。
碍子配線も改修し、新しい電線・電材を取り付けます。
サラサホーム日立のリフォーム事業部『家守甚五郎(いえもり・じんごろう)』のシステムなどはこちらに詳細あり。ぜひチェックしてみて下さい。
http://iemori.net/iemori/zingoro/page1.html
サラサホーム日立(かね)でした
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