南高野町K様邸構造検査
まずは、中からドリフトピンの検査です。
これは建物の構造体の部分でその接合部のチェックになります。建て方のときに全接合部を写真にあるようにすべて、シールをはっておきます、その部分の漏れが無いか検査します。当然ながら構造体となる壁の検査、そしてその金物のチェック(ホールダウン等)をします。
これは外側に貼ってある、TDパネルです。これは釘のピッチ、そして適正な埋め込みかどうかを検査します。このとき一枚一枚チェックマークをつけていきます。
それと同時に屋根垂木のひねり金物も見ます。これも適正に打たれているかどうかを見ます。
これは鴨居を吊る金物です。
助川町E様邸雨仕舞検査
これは防湿シートのチェックです。このとき外装下地のチェックも同時に見ます。これも1エリアごとにチェックマークをつけていきます。
電気の配線等の壁貫通部も当然、チェックします。(みづらいですが、赤のマーキングがしてあります。)
この時、屋根も見ます。吹き上がりが適正かどうか、われは無いか、けらばの水切りは適正かとかです。(写真がなくなってアップしていないです。)
今回はサラサセーフティーシステムの壁についてブログします。サラサでは外壁の下にTDパネルと言うものを貼ってあります。これがなかなかの優れものでして構造体としてならば、他にも構造用合板とかOSBとかの合板るいがありますが、これは木材とかの類のものではなく無機質で作られたものです。たとえば、しろありが食べようとしても何にも栄養がないので、餓死してしまいます。実は主成分が鉄鉱石なんです。それゆえに石の性質に良く似ていて、湿気にたいしても吸ってまた吐き出します。木材は湿気を吸うことは吸いますが、このパネルほどは積極的にはしないです。
この性能を生かして、壁内の湿気を結果的に外に出す 外壁通気工法を取っています。(この辺は見学会のときにでもゆっくり説明できますので来週末の見学会にはぜひいらしてください)それと石ゆえに燃えません、これも特徴的な、性能です。外側をこの様な部材でもって全面囲い込んでしまうので、軸組工法ながら適度な気密性と断熱性が確保されます。(これによってずいぶん光熱費とかが違うんですよ)
今回はここまで、次回はその骨組みについて
戸締まり役専務